筋トレ初心者の皆様、トレーニーの皆様、こんにちは!
「カズBLOG」運営者のカズです!
さあ、本日もビギナー君の悩みを聞いてみましょう!
カズ~
カッコいい体も良いんだけど、最近はとにかく重たいものを持ち上げたい欲が湧いてきたよ~
ほら、漫画のスーパーヒーローみたいに強いのもかっこいいじゃん!
ビギナー君、こんにちは!
なるほどですね!
その気持ちとてもわかります!
ちなみに、私は現在、絶賛とにかく重たいものを挙げたい期間です。笑
力を強くするためには、
これまで学んできたように80%強度で8回を3セットを続ければいいの??
はい!基本的にはそれでOKです!
筋肉が大きく太くなれば、筋力も強くなりますからね!
「基本的に」っていうのが気になるな~
筋力を強くする秘策を何か隠してるな!
教えてよー!
何も隠していません笑
ただ、もし分けるとするなら、筋肉を大きくする目的で行う筋トレの方法と、
筋力を強くする目的で行う筋トレの方法は、少し違います。
筋肉を大きくする目的で行う筋トレの方法は、
これまでの記事で学んできたことだもんね!
最初にも言ったように、今は筋力を強くしたいから、
もったいぶらずに、筋力を強くする目的で行う筋トレの方法を教えてよ!
わかりました笑
それでは、筋力を強くする目的で行う筋トレの方法を学んでいきましょう!
そのためには、まず、そもそも筋力が強くなるメカニズムから学んでいきますよ。
よろしいでしょうか?
ぐ、、
なんか面白くなさそう、、
でも言っちゃったからには仕方がない。。。
何かおっしゃいましたか??
それでは筋力が強くなるメカニズムについて、一緒に学んでいきましょう!!
お、おう。
【この記事でわかること】
・筋力はどのようにして、強くなっていくのか?
筋力が強くなるメカニズムは3つ
筋トレを続けていると、「以前より重たいものが挙げられるようになった」「同じ重さを少し軽く感じて挙げれるようになった」と、「なんか筋力アップしてるなー」と感じることがあるかと思います。
このような「筋力アップ」はどのようなメカニズムから成り立つのでしょうか?
直接的な方法論ではないので、「それを知ったところでどうなるの?」という気持ちも、わからなくもありません。
私もそうでした。
しかし、効果やメカニズムを知ることは、今自分が行っている筋トレへの自信になります。
また、効果やメカニズムを知ることは、楽しさや継続にも繋がります。
食事制限をすると、体重が落ちるという効果を理解し、期待しているから、食事制限を頑張れるんですよね?
食事制限をして、何の効果があるのかわからない状態で、食事制限を頑張れませんよね?
したがって、効果やメカニズムを知ることは、筋トレ初心者さんだからこそ大切だと、私は考えています。
厚かましく書き綴ってしまいました笑
話しを戻します。
「筋力アップ」はどのようなメカニズムから成り立つのでしょうか?
結論から言うと、以下の3つから成り立ちます。
・筋肥大(筋肉が大きくなる)
・動きが上手になる
・運動単位の活動が変化する
なんか難しそうですよね。。。
1つ1つの詳細な説明は、今後のブログで行っていきたいと思います。
本日は、簡単に上記の3つに触れてみたいと思います。
筋力が強くなるメカニズム その1 「筋肥大」
筋力が強くなるメカニズム その1 「筋肥大」について、簡単に触れてみたいと思います。
これは一言で言うと、
筋肉が大きくなることで、筋力がアップする
ということです。
基本的には、筋肉をバッサリと切った断面積が大きければ大きいほど、筋肉が発揮する力は強いという関係性があります。
つまり、筋肉が大きくなれば大きくなるほど、発揮される力、つまり筋力が強くなるということになります。1)
1)より引用
「筋肉の大きさと筋力は仲良し」と覚えておきましょう。
筋力が強くなるメカニズム その2 「動きが上手になる」
単純に「動きが上手になること」も、筋力がアップするメカニズムです。
簡単に言うと、重いものを挙げるという動きが上手になり、より重たいものを挙げることができるといったような具合です。
例えば、野球の「バットを振る」という動きを想像してみましょう。
最初は「バット重たいな~」と感じていても、何度も振るという動きを繰り返しているうちに、軽く感じてくると思います。
では、実際「バットを振る」という動きで、筋肉がものすごく大きく太く成長するかというと、そうではありませんよね。
素振り50回毎日、1か月続けたら、体重が10kg増えて、ムキムキマッチョになりました。
なんてことはおそらくないと思います。
つまり、この場合、「バットを振る」という動きが軽く感じれるようになってきた(筋力がアップした)のは、「バットを振る」という動きそのものが上手になったことが考えられます。
従って、このように「動きが上手になる」ということも、筋力アップの立派なメカニズムなんです。
筋力が強くなるメカニズム その3 「運動単位の活動が変化する」
「運動単位」とても難しい言葉が出てきましたね。
簡単に言うと、「運動単位」というのは、神経と筋肉の師弟関係みたいなものです。
今後の記事で詳しく説明していく予定ですので、今はとにかく簡単にだけ覚えておきましょう。
運動単位の活動の変化とは、簡単に言うと、
「普段抑えていた本来のパワーが少しずつ解放されてくる」といったイメージです笑
人間は、本来持っている100%の力のうち、90%程度の力しか使っていない(10%程度のセーブがかっている)、もしくは使えないようになっていると言われています。
これは、もとからデフォルト設定で、その程度の力しか出せないようにセーブされているからです。
このセーブ度合いが、10% ⇒ 9% ⇒ 8% と低くなっていくと、本来発揮できる力が増えていくわけです。
適切に筋トレを行うことで、このセーブ度合いが低くなっていき、筋力がアップするんです。
まとめ
最後まで目を通していただき、ありがとうございます!
今回の記事はいかがだったでしょうか??
筋力が強くなるメカニズム、方法論でもないので、あまり楽しくないですよね。。。
しかし、このような「知識」を知っているからこそ、「行動」が変わるのです!
筋トレ初心者さんにとって、一番最初の壁は、「筋トレを続ける」ことです!
「知識」を知って、「筋トレを続ける」という「行動」に結び付けましょう!
この記事が、筋トレ初心者の皆様、トレーニーの皆様のお役に立てれば幸いです。
では、また!!
参考文献
・[1]福永哲夫:スポーツとトレーニングの科学.バイオメカニズム学会誌.1988
・[2]石井直方:筋肉の科学.ベースボール・マガジン社.2017
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